EMS奨学金(給付型)制度


 EMSはもともとMBAで教鞭をとっていた西條代表が、海外のMBAだと数千万円、国内でも数百万円の費用がかかる状況をみて、学生ばかりでなく、社会人でも顕著な「教育格差」を埋めるべく、経済的に余裕のある社会人でなくとも、強いやる気と関心さえあれば、大学院相当の高等教育の学びを享受できる場を創りたいという思いから創設されたという側面があります。

 

 EMSの学びに感銘を受けた0期生の青野慶久さんが「より多くの人に学びを継続してほしい」と奨学金をご提供いただき、その青野慶久奨学基金によって 、140名以上の方がアドバンスコースにて学びを深めることができました。

 

 修了レポートには「参加したいけれど、経済的な事情により諦めようと考えてたが、青野奨学金のおかげで参加することができました」というお礼のメッセージが溢れました。

 

 

 

 また自分も奨学金を提供したいというお申し出くださる方、運営をお手伝いしてくださった方の中にも、EMSからの謝礼を奨学金に充当してほしいというお申し出くださる方もいらっしゃいます。

 

 そこでそうした方々の思いをカタチにして、EMSでは給付型の奨学金を提供いたします。 

 

8期基礎原理コース 田中邦裕奨学金

8期基礎原理コースでは、さくらインターネット株式会社代表取締役社長の田中邦裕さんが、「基礎原理コース奨学金」の提供をお申し出てくださいました。対象となる参加者については、下記の「基礎原理コース奨学金について」の項目をご参照ください。

 

田中 邦裕 プロフィール

さくらインターネット株式会社代表取締役社長。大阪府出身、沖縄在住。舞鶴高専在学中の18歳の時にさくらインターネットを起業。自らの起業経験やエンジニアというバックグラウンドを生かし、若手起業家やITエンジニアの育成に取り組んでおり、現在は、複数の企業の社外取締役やIPA未踏PMも務める。さらに、業界発展のため、SAJ筆頭副会長・JAIPA常任理事・JDCC理事長・BCCC副代表理事など多数参画。最近は、多拠点生活を実践するなど、自ら積極的に新しい働き方を模索している。


基礎原理コース奨学金について

 基礎原理コースでは、以下のEMS奨学金のお申込受付予定でおります。まずEMS参加費全額をお支払いいただいた後、修了要件等を満たした方に奨学金を支給いたします。

 

A. 学生奨学金(支給金額:10万円)

B. 社会人特別推薦枠奨学金(支給金額:8万円)

【留意点】

● 本奨学金はコロナ災害下において個々人の学びの機会が奪われないよう、有志のみなさまのご厚意によって支給

    されるものです。この機会を、適切な方に存分にご活用いただけるよう、ご自身の状況に照らし合わせてお申込

    をいただけますと幸いです。

 

● 本奨学金は、お申込をいただいた後、EMSにてお申込フォームにおける志望動機や受給条件に合っているか等を 

    確認し、結果をご連絡させていただきます。その際、今までにEMS奨学金を受給していない方を優先させていた      だきます。

 

● 修了レポートにて奨学生であることを明記した上で、その学びが自分にとってどのような意味があったのか、

    奨学金提供者に伝えていただきます。また今後の奨学生の参考になるよう、広報のご協力をお願い致します。

 

● EMS奨学金は個人でのお申込に限るものとし、法人からのお申込(法人宛領収書を必要とする場合)は対象外と

    なりますので、ご注意ください。

A. 学生奨学金(支給金額:10万円):申込資格

① 現在、高校や大学あるいはそれと同等の教育機関において、学生であること

② ①の機関での学びに加え、EMS本質行動学特論基礎原理コースを学ぶことで、生活や所属している教育機

  関での学びに犠牲を生じさせないこと

③ 25歳以下であること

④ EMSi FellowまたはEMS講師の紹介者がいること(申込時の「ご紹介者」枠に記載)

⑤ 修了レポートにおいて、奨学生であることを明記した上で、その学びが自分にとってどのような意味があったの
      か、奨学金提供者に伝えること

b. 社会人特別推薦枠奨学金(支給金額:8万円):申込資格

① EMSi FellowまたはEMS講師からの強い推薦(推薦文)があること

② 原則、30歳以下であること(年齢は本質ではないため例外は認めます)

肯定ファーストをはじめとし、多くの学習者の導きとなるようなあり方でコースを修了すること

④ 運営に協力いただけること(チーム内の出欠確認、チーム内外の学びを促進するため積極的に

  リフレクションへのコメントを書くなど)

⑤ 本質行動学のエヴァンジェリズム(実践伝道者としての自覚)を持ち、SNSやブログなどで学びの

  エッセンスを配信するなど、多くの人にEMSの活動や理念を伝える活動を持続的に行うこと

⑥ 修了レポートにおいて、奨学生であることを明記した上で、その学びが自分にとってどのような意味が

  あったのか、奨学金提供者に伝えること

⑦ 他にも、修了後、広報用記事の取材にご協力いただく場合がございます

お申込及び受給の流れ

1. 基礎原理コース申込時に「学生奨学生」または「社会人特別推薦枠奨学生」を申請

① 基礎原理コースお申込時に「その他、ご質問、ご要望」欄に、「学生奨学生希望」または

  「社会人特別推薦枠奨学生希望」とご記入ください。

② 「ご紹介者のお名前」欄に紹介者氏名を記載ください(紹介者に確認します)。

ご紹介者による推薦文(100-300文字程度)をcontact-mail@essential-management.jpまでお送りください。ご紹介者本人からでも結構です。
※基礎原理コースの詳細はこちら

 

2. 選考結果の通知

参加可否のご連絡を差し上げる際に、併せて奨学金選考結果についてもお伝えいたします。

 

3. 契約書の締結

奨学金受給が決定された方と、電子契約書を締結させていただきます。

 

4. 奨学金の支給

コース終了の段階で、修了要件や貢献要項を一定以上満たしたとみなされた方には、各奨学金額を指定の口座に入金いたします。

奨学生の声

01 鈴木 美穂 さん(第8期基礎原理コース修了、社会人特別推薦枠奨学生)

社会人としての経験を経て、次のステップについて考え始めた時にご縁をいただいたのがEMSでした。

 

専門的な知識や経験が豊富な講師の方々に恵まれただけでなく、年齢も経験も異なる志の高い参加者が集まる温かい参加者やチームの環境に恵まれて、様々な角度から本質を追求する姿勢を学ぶことができました。

 

いつの間にか習慣化した固定的なものの見方に気づき、それを一旦手放して様々な物の見方を学べたことによって、自分にとって本当に大切なものは何か改めて問うことができた事が大きな収穫です。

 

また自分が理論を作れるとは夢にも思っていませんでしたが、理論を作ってみようと思える様になったこと、可能性は無限にあると感じる今に至ったことがとても嬉しいです。

 

02 弓納持 裕さん(第8期基礎原理コース修了、社会人特別推薦枠奨学生)

私がEMSに参加した理由は、共通の関心をもつ方々と関わることを通じて、様々な刺激を受け、今以上に自分自身をステップアップしたいと思ったからです。

 

EMS に参加して、変化したことは、何事も物事の本質を考える思考習慣が身に付いたことです。これまでは思考停止で行っていた仕事がたくさんありました。しかし、EMS での学びを通じて、「この仕事の一番大切なポイントは何だろう」と考えられるようになりました。この思考習慣が身についたおかげで、業務改善ができたり、新しいアイデアを生み出すことができたりするようになりました。

 

EMS での学びで何が身につくかは、受講者によって違います。「これを学んだら、このノウハウが身につく」といった画一的な学びではありません。「100人100通りの学び方」があり、自分の思いのままに興味関心を広げ、深められる新しい学びの場がEMSです。ここでしか得られない、最高の学び体験をぜひ味わってみてください。

03  上田 藍世さん(第8期基礎原理コース修了、学生奨学生)

私はEMSを知人から勧められて参加しました。そこでは多種多様な生き方をしてきて普段出会えない人達の意見をきくことができました。また、「肯定ファースト」という素晴らしい考えが根本にあることにより、色々な人に意見をもらえつつ否定は絶対にされない場所で安心感がありました。

 

参加を悩んでいる方の中にお金の問題があると思います。安い金額ではないので、私のような若い子は勿論のこと、大人にとっても生活費やお子さんがおられるかた等はそこで受講を断念する方もいらっしゃるのではないでしょうか。

EMSでは奨学金制度があるのでその制度を使って受けてみるのは大いにありだと思います。また、奨学金は最後に振り込まれるキャッシュバック方式なので、ある程度しっかり授業に取り組まなくてはいけません。それも日々頑張る理由になると思います。

 

この授業を受けて、本質的に幸せな生き方の意味がわからなかったとしても、冒頭で紹介した「肯定ファースト」等日々の対人関係で役立つことがたくさん学べます。他の人を見て見習うこともできます。

ぜひ迷っている方は奨学金制度を使って受けてみてください。

04 H.Tさん(第8期基礎原理コース修了、社会人特別推薦枠奨学生)

■EMSに参加した理由

知り合いに勧められたり、以前から存在は聞いていましたが、最終的に参加を決めたのは、自分自身が様々な視点から物事を考える良い機会になると確信したからです。

 

■参加して良かったこと、ご自身の変化、今後やってみたいこと

一つ一つの言葉の意味を丁寧に捉えられるようになったことです。

人はそれぞれ関心が異なっていて、世界の捉え方が全く違っているという前提に立つことで、他人と対話する際の自分のスタンスや心情にも変化があったように思います。

 

■参加を悩んでいる方へのメッセージ

何事もやってみなければわからない!

EMSには奨学金の仕組みも含め、挑戦を応援してくださる人がたくさんいます!

05  高永 育海さん(第8期基礎原理コース修了、社会人特別推薦枠奨学生)

■EMSに参加した理由

一番は、友人が参加中に楽しそうに変化してゆくのを見ていて。そして、そんな周りの人を大切にしたいと思ったときに、身体のことを学ぶ中で見つけた『人にやさしく』というキーワードを更に深める必要があると感じました。それには自分の世界に閉じこもらず、「どうすれば人を知ることができるのか?」を人の中で学ぶことだと思い参加させて頂きました。

 

■参加して良かったこと、ご自身の変化、今後やってみたいこと

正直なところ、自分には大きな変化は今のところありません。

ですが、学んだことが少しずづ芽を出すように人としての土台を底上げしてゆくことが始まっている気がします。

今までは目的や願望を達成する為に他者との比較に目が向いて、経験したことや学んだことを蔑ろにしていたと気づきました。しかも学びは、他者との会話や起きたことから豊富に得ることができ日常で実践できる。このことを体感できたということが自分にとっては人と一緒に生きてゆく中でとても重要です。

一つ夢があるとしたら、海と人を身体感覚から繋げられたら…と思っています。

 

■参加を悩んでいる方へのメッセージ 

知識は実践しなければ身につかないと思います。ただ、いきなり実践するにはハードルが高いことが多く、その為に行動への一歩を難しく感じて諦めてしまうことがあると思います。私もそうです。それではいつまで経っても自分の中だけで終わってしまう…。

 

EMSの中で学ぶことは知らないことだらけで、たくさん揺さぶられます。ですが、安心して学べる前提が用意されているので大いに揺さぶられながら初めて知る視点で自分を見直すことができます。

 

いい歳なのに…と悩みましたが、奨学生として参加させて頂くことになり、金銭的にはもちろんですが、応援してくれる人がいる環境に身を置けたことが今後も思い出せる勇気の素となりました!

 

マネジメントは自分のあり方に対して、必要なことだと思います。明確な目的は無くても自分や周りの人をより好きになれる機会を作ってみてください。

 

この授業を受けて、本質的に幸せな生き方の意味がわからなかったとしても、冒頭で紹介した「肯定ファースト」等日々の対人関係で役立つことがたくさん学べます。他の人を見て見習うこともできます。ぜひ迷っている方は奨学金制度を使って受けてみてください。

06 H.Mさん(第8期基礎原理コース修了、社会人特別推薦枠奨学生)

■EMSに参加した理由

7期に参加されていた会社の上司からの紹介で参加しました。

 

■参加して良かったこと

男女、年齢、職業関係なく参加されていたため、普段の生活ではきっと出会うことのなかった素晴らしい仲間と出会うことができ、一緒に学ぶことが貴重な経験でした。

また、講義の中で気がつくポイントも人それぞれでコミュニケーションをとる中で新たな気づきを得ることができました。

 

■参加を悩んでいる方へのメッセージ

私の解釈ですが、EMSは学校の「授業」というより「サークル活動」や「ゼミ」のような場だと思っています。

EMSで出会う方々は素晴らしい方ばかりです。

きっと今後の人生のプラスになると思います。

あまり構えずにチャレンジしてみてください!!

奨学金の「提供」について

EMSでは、上記「EMS奨学金(給付型)」に関し、その原資となる奨学金の提供者を募集しています。EMSで学ぶ意欲がある特定の個人、あるいはどなたかの学びを経済的にバックアップしたいという方は、奨学金提供者として「EMS恩送り奨学基金」にお申し込みください。提供いただく奨学金の金額、また個人・法人は問いません。詳細はこちらをご覧ください。